投資信託job

投資信託の基礎から実践的な知識を紹介

信託報酬(運用管理費)は、長期間で考えると運用成績に大きな影響を及ぼすこと知ってますか?

      2015/07/07

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投資信託では、投資の専門家に資金を託して運用してもらうので 信託報酬という運用に関するのに必要な費用がかかります。

だから 投資信託で資金を運用している限り ずっと信託報酬を支払う必要があるんです。

信託報酬は、投資信託をする上での 固定費のような費用なんです。

投資信託には他にも、販売手数料や解約手数料などの費用がかかりますが、基本 販売手数料や解約手数料は、一回かぎりの費用なので どれくらいの費用がかかっているのかをすぐに把握できます。

 

しかし 信託報酬は、投資信託を購入している期間にかかるという費用なので どれぐらいかかっているのかを把握するのが少し解りにくい。

期間によって信託報酬が変わってくるからなんですね。

 

そして 短期間で考えると そこまでの信託報酬を支払っている感じがしないので、少しの信託報酬の違いを気にしない方もいます。

しかし 投資信託の信託報酬は、長期間運用する事で 小さな差が 大きな差になるんです。

一年程度であれば そんなに気にならない信託報酬も、十年もたてば大きな金額になります。

だから 運用期間も考えて、きちんと信託報酬を把握しておく事が大切なんです。

 

そして 投資信託は、必ず稼げるというものではなく、損をするリスクもあるんです。

もちろん投資信託で損をしても、信託報酬を支払う必要があります。

運用成績の悪い投資信託でも、運用成績が良い投資信託でも、決められた信託報酬を支払う必要があるので、運用成績と信託報酬を、きちんと把握して選ぶべきなんです。

いくら投資信託の運用成績が良くても 信託報酬が高ければ最終的に稼げる金額が少なくなりますし、運用成績が悪い投資信託であっても信託報酬を支払う必要があるからなんですね。

 

例えば 信託報酬が年1%と2%の投資信託があったとします。

100万円で考えると 年間1万円の信託報酬の差になりますが、単純に考えても10年という期間で考えると10万円の差になります。

そして 投資信託の場合は、運用益を元本に加える方法である複利効果を考えますが、元本が増えるという事は、信託報酬も増えていくという事になります。

長期間で考えると小さな信託報酬の差が 大きな差になるって事です。

 

運用成績が良くて 投資信託で稼げている時は、まだ信託報酬が気にならないと思いますが、もちろん投資信託も投資なので、いくら投資のプロだからといっても絶対に稼げるというものではありません。

投資は、プロがしても損をする可能性があり 現在解っている投資信託の運用成績は、過去の産物なのです。

 

過去から 未来を予測して 今後の運用成績の見通しを考える事ができますが、絶対ではありません。

投資対象の市場状況により、損をする場合もあり 損をしても信託報酬を支払う必要があります。

だから 少しの運用成績の違いであれば、不確実な運用成績予測より、確実な信託報酬の方を重要視した方が、良い場合もあるんですね。

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